HOME > 留学中の生活費などの費用 前のページへ
留学中の生活費
「授業料以外でどれぐらい費用がかかりますか?」「一ヶ月の生活費ってどれくらい?」などのご質問をよく頂きます。 しかし、日本で生活する際にも生活費には個人差があるように、海外での生活費にも個人差がかなりありますので、この質問に正確に回答するのは少し難しいことです。
ここでは、留学中の費用を考える上で一つの目安にしてもらうため、実際に留学中の方の、一ヶ月の出費を掲載しました。 いくつかの例を挙げていますので、参考にしてみてください。 但し、ほんの一例なので、もっと節約することに成功している人も、もっと贅沢な暮らしをしている人もいるので、自分の持っていく資金に合わせて、きちんと管理できるようにしましょう。

1ヶ月の生活費の目安

留学先の都市の物価、滞在形態(ホームステイ、寮、又はアパート)や、どのような生活レベルを望むかによっても生活費は異なります。 ここでは、アメリカで一番物価が高いが、やはり人気の留学先のNYと、アメリカ主要都市ではありますが、物価は平均的と言われるサンディエゴの2都市を挙げ、ホームステイとルームシェアの料金を見積もります。

最近では、最初の1,2か月はホームステイをし、その後現地でルームシェアを見つけるというのが主流になっています。 一方、大学正規留学の方は寮生活の方が多くなっています。 留学中の滞在方法はこちら
 
ニューヨーク*留学1ヶ月目
ホームステイ2食付。まずは英語力UPを目指しています!
・ホームステイ… U$ 1200
・ランチ… U$ 210
・交通費… U$ 80
・おこづかい*… U$ 200
U$1690
US$=120円の場合、202,800円
 
Bさん
ニューヨーク*留学5ヶ月目
アパートシェアで二人暮しを先月から始めました。
・家賃+光熱費込… U$ 800
・食費… U$ 350
・交通費… U$ 80
・おこづかい*… U$ 250
U$1480
US$=120円の場合、177,600円

 Cさん
サンディエゴ*留学2ヶ月目
ホームステイ2食付。そろそろ友人と一緒に安いアパートに移ろうかな?
・ホームステイ… U$ 800
・ランチ… U$ 180
・交通費… U$ 60
・おこづかい*… U$ 170
U$1210
US$=120円の場合、145,200円
 
D
サンディエゴ*留学6ヶ月目
アパートシェアで二人暮しをしています。今3ヶ月目です。
・家賃+光熱費込… U$ 600
・食費:… U$ 300
・交通費… U$ 50
・おこづかい*… U$ 200
U$1150
US$=120円の場合、138,000円
A君ニューヨーク*留学1ヶ月目
ホームステイ2食付。まずは英語力UPを目指しています!
・ホームステイ… U$ 1200
・ランチ… U$ 210
・交通費… U$ 80
・おこづかい*… U$ 200
U$1690
US$=120円の場合、202,800円

Bさんニューヨーク*留学5ヶ月目
アパートシェアで二人暮しを先月から始めました。
・家賃+光熱費込… U$ 800
・食費… U$ 350
・交通費… U$ 80
・おこづかい*… U$ 250
U$1480
US$=120円の場合、177,600円

Cさんサンディエゴ*留学2ヶ月目
ホームステイ2食付。そろそろ友人と一緒に安いアパートに移ろうかな?
・ホームステイ… U$ 800
・ランチ… U$ 180
・交通費… U$ 60
・おこづかい*… U$ 170
U$1210
US$=120円の場合、145,200円

D君サンディエゴ*留学6ヶ月目
アパートシェアで二人暮しをしています。今3ヶ月目です。
・家賃+光熱費込… U$ 600
・食費:… U$ 300
・交通費… U$ 50
・おこづかい*… U$ 200
U$1150
US$=120円の場合、138,000円
*おこづかい…通信費・交際費・雑費・買い物など
*ニューヨーク:アメリカ第1の都市のため、物価はアメリカの中で最も高い方に分類される。
*サンディエゴ:アメリカ西海岸の主要都市。物価は留学に人気の主要都市の中では平均的と分類される。


授業料
語学留学や大学留学など、留学のタイプにより授業料は異なりますし、学校や受講するコースによっても異なります。ここでは、よくご質問を頂く「語学留学」と「短大(コミュニティカレッジ)・大学」の授業料をご説明します。

語学学校の授業料

アメリカの語学学校では、格安学校から高い学校まで授業料の幅があります。 カナダやオーストラリアでは、国が厳しく語学学校を管理していることもあり、あまり学校によって授業料が大きく異なることはありませんが、アメリカは学校によっては、2倍3倍以上とかなり授業料に差があります。

格安語学学校は、語学学校間で競争があり、多くの留学生が滞在するNYやLAなどの大都市に多く存在します。 その中には、あまりお勧めできない学校もあります。 何故、授業料にこのような大きな差が存在するかというと、格安語学学校の場合には、低コストで運営しているからです。 つまり、先生の給与が安い(多くのケースで先生の質が低い。質の高い先生は給与の高い学校に転職してしまいます)、視聴覚室やコンピュータールーム、学習室などの設備が劣っている、もしくは全く無い、1クラスの生徒数が多い(語学の習得には少人数のほうが望ましい)からです。 なかには、年間30万円ほどのびっくりするような低価格の学校もあるようですが、信用できないこともあり、当センターではご紹介しておりません。

NYだとALCC(American Language Communication Center)やZONI、LAだとLanguage Systems International College of EnglishやPoly Languages Instituteなどを授業料の安い語学学校として紹介しております。 たとえば、NYのALCCの週18時間レッスンの授業料は1年間7,094ドルですし、ZONI Language Centersでは週20時間レッスンが1年間8,400ドル、ロスのLanguage Systems International College of Englishでは、週18時間レッスンが1年間5,999ドル、Poly Languages Instituteでは、週18時間レッスンが1年間8,294ドルです。

一方、優良語学学校であるKaplan International Englishの週18時間レッスンの1年間の授業料は18,480ドル(正規料金。 ただし、長期割引あり)ですし、Embassy English LAの週20時間レッスンの1年間の授業料は14,640ドル(正規料金。 ただし、長期割引あり)です。

  格安語学学校 一般的な語学学校
1年間の
授業料
4,000〜10,000ドル
(48〜120万円)
1ドル=120円の場合
10,000〜15,00ドル
(120〜180万円)
1ドル=120円の場合
メリット 授業料が安い 先生のレベルが高い
1クラス生徒数が少人数
設備がよい
コースの種類が豊富
デメリット 先生のレベルがイマイチ
1クラスの人数が多い
設備が貧弱
選べるコースが少ない
授業料が高い

アメリカ短大・大学の授業料

一般的に、アメリカの大学の授業料は、日本の大学より高額ですし、さらに年々上昇しています。過去20年のアメリカの物価上昇率が年間約3%ですが、アメリカの大学の授業料はその2倍ほどの上昇率です。 一方、日本の物価上昇率は0%ですので、日本から見ると、年々アメリカの授業料が高くなっているという状況です。

アメリカの大学は、州立と私立がありますし、2年制大学(コミュニティカレッジ)と4年制大学があります。州立と私立では、私立のほうが高いですし、コミカレと大学では、大学のほうが高いのが一般的です。また、一流大学になればなるほど授業料が高くなります。例えば、私立大学の最高峰でもあるハーバード大学の場合、1年間の授業料が40,418ドル(485万円)かかります。州立大学のトップスクールの一つであるUCLAの1年間の授業料は、34,098ドル(409万円)です。それ以外にも施設費や教科書代などもかかってきます。一方、コミカレの授業料と言えば、留学生が多く、卒業後大学3年次に編入する学生が多いSanta Monica Collegeの1年間の授業は7,800ドル(93万円)です(いずれも2015年度調べ)。

  州立2年制大学(コミカレ) 州立4年制大学 私立4年制大学
授業料 平均8,000ドル(96万円)
(6,000ドル〜10,000ドル)
平均22,958ドル
(10,000ドル〜35,000ドル)
平均31,231ドル
(10,000ドル〜50,000ドル)
特徴 学費が安い
入学条件が緩やか
卒業後、州立4年制大学に編入できる
大規模な大学
1クラスの人数が多い
国から補助金を受けているので学費が安い(特に州内の学生)
アイビーリーグなどアメリカの有名大学は私立大学が多い
トップスクールになると大学独自の奨学金制度も充実している

上記カテゴリー以外にも、田舎にある大学のほうが、都会にある大学より授業料が安くなる傾向があります。勿論、物価も田舎のほうが安くなります。アメリカで安く大学に留学するには、田舎の州のコミカレを経由し、同じ州の州立大学3年次に編入することです。勿論、トップスクールの奨学金が取れるほど優秀な方は、最初から私立4年制大学に留学し奨学金をもらうのがベストでしょう。

その他の費用

留学費用の大半を占める授業料と現地生活費のほかに必要な費用としては、日米間の航空券料金と、海外傷害保険があります。
航空券
日米間の1年有効の往復航空券の相場は、10万円から20万円ほどです。渡航するシーズンやどれくらい事前に予約するか、直行便か経由便か、どの航空会社を利用するかによって値段の幅があります。
参考HP: スカイゲート(DeNAの100%子会社の旅行部門)
海外留学生保険
留学する方は海外傷害保険に加入することをお勧めします。プランにより異なりますが、相場は1年間で15〜20万円程度です。

ネット専用海外留学保険t@biho (たびほ) (JTBとAIGの合弁会社であるジェイアイ傷害火災保険のサイトに移動します。) (勧誘方針)

留学費用を抑えるコツ

留学費用を抑えるために、格安語学学校に通うのもありでしょうが、語学留学の本来の目的である英語の上達には適していない学校である可能性があります。授業料が中価格から高価格の学校の中には、時々、プロモーション期間と銘打って授業料のディスカウントを行う場合があります。また、日本人学生向けにプロモーションを実施している学校もあります。このようなキャンペーンを利用し、授業料を抑えるのは賢い方法です。
現在実施中のキャンペーンはこちらをご覧ください。

当センターでは、長期語学留学の手数料は無料ですし、直接学校にお申込するよりもお安くなる割引などの特典もございますので、是非ご連絡ください。

当センターでは、一人ひとりのニーズを考え、カウンセリングを通じながらどんな留学がベストか考えていきます。詳しい当センターの特徴はこちらをご覧ください。

また、どんな滞在のスタイルを選ぶかによっても費用はかなり異なります。一人暮らしのアパートとなるとその賃料はピンからキリまであります。最近では、最初の数か月はホームステイをし、あとは、現地でルームシェアを見つけるのが主流です。ルームシェアは数部屋の個室を持つ一軒家やアパートの個室に滞在し、リビングやキッチン、バストイレを共有する形で、欧米の若者の間では主流です。滞在のタイプについては、こちらをご覧ください。

アルバイトについて

最後に付け加えたいのですが、アメリカでは学生ビザを保持した留学生が就労することは原則禁止されています。例外的に、アメリカの大学に留学している留学生がオンキャンパスに限って週20時間までアルバイトすることは可能です。アメリカのキャンパスには、図書館員、カフェテリアでの調理係やウェイター・ウェイトレス、職員の事務アシスタント、教授のアシスタント(リサーチ補助や講師補助)など多岐にわたります。ただし、これらの仕事は学業優秀な生徒にしか認められていませんので、それなりの成績を修めることが必要です。たまに、日本人レストランなどで無許可で働いている留学生がいますが、移民局に通報され捕ると、即、日本へ強制送還されてしまいます。送還後は、アメリカに再度入国することが困難になりますので、そのようなリスクを冒してまでアルバイトをすることはやめましょう。


詳細はお問い合せください→ カウンセラーに相談



▲このページのTOPへ