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留学のタイプ
留学にはたくさんの種類と方法があります。ここではそれぞれの違いについてまとめました。自分の目的にあう留学の形を探してください。


語学留学

語学留学とは、英語をはじめとした外国語の習得を目的とした留学です。
国際的な仕事に就きたい、海外の大学進学の準備に、とその先の目的は様々でも、多くの人がまず選択するの基本的な留学と言えるでしょう。 子供からお年寄りまで、また全くの初心者から上級者までどんな方でもやる気さえあれば語学留学をすることが出来ます。
教育機関も、私立の語学学校、大学や高校の付属コース、ボランティア団体や個人など様々です。大学や高校、専門学校で学ぶのとは異なり、その国の人だけでなく世界各国からやってくる留学生たちと机を並べて勉強するという経験は、国内に留まっていてはできない、語学留学ならでは、の大変貴重な経験となることでしょう。


コースの期間と種類

期間は語学学校や取得するコースによって異なりますが、短いコースで1週間、長いコースで52週 間(1年)です。毎週月曜日や毎月一回入学できる学校も多く、希望と予算に合わせて申し込みをすることができます。
コースの種類は日常会話や文法、読み書きを学ぶ一般英語(その他言語)コース、学校によって資格試験準備や大学進学準備、ビジネス英語コース、また語学+αのその他コースなど、学校によって多岐にわたります。

入学基準と英語のレベル

一般英語コースでは、全く話せない学生のための初心者クラスから上級クラスまで、各自の能力に合わせて細かくレベル分けされているので、基本的に入学のための条件等はありません。学生も、中学を卒業したばかりの方から(※学校により異なる)かなり高齢の方まで幅広く受講しています。
学生は入学する際に、簡単なテストと面接を受け、語学力に応じたレベルのクラスに分けられます。その他のコースでは、中級以上の英語力を要求されることも多いので、まずは一般英語コースからスタートするという留学生がほとんどです。

授業料と全体の費用

設定は学校により様々ですが、一度に長く申し込むほど割安になる料金設定が多く見られます。さらにAcademic year abroadコース等の名称で、決められた開講日に入校し、決められた期間で効率的に語学力をアップさせるためのコースを設けている学校も多く、この場合授業料も更に割安になります。
通常、語学留学の総費用の目安としては、1ヶ月で約35万〜55万円程度、一年間で約200万〜300万円程度と言われていますが、行く場所、学校、滞在方法などによっても大きく異なるため、詳細を知りたい方は個別に問い合わせをすることをお勧めします。

必要なビザ

語学留学に必要なビザは、基本的に学生ビザが必ず必要です。ノービザでも決められた期間と決められた時間内までの受講が可能なケースもありますが、かなり制限されます。
ビザの詳細や申請方法についてはビザについての詳細はコチラ

滞在方法

ホームステイ、学生寮が主流です。ホームステイは殆どの語学学校で学生サービスの一つとして提供されていますが、学生寮に関しては学校によってない場合も多いため、希望する方は確認が必要です。食事付きか食事なし、その回数、部屋やバスルームがシェアか専用か等の条件を選択できる場合が多く、条件によって金額は異なります。また、ホテル、アパート等の紹介をしている学校もあります。


語学学校一覧

専門学校留学

専門学校留学とは、その道のプロとして活躍する為の専門知識や技術を学ぶことを目的とした留学です。 『留学』が珍しくなくなったここ最近、語学習得以上のものを求める方に特に注目されている留学形態の1つです。
学校は各種専門学校や職業訓練機関とがあり、学べる分野は多種多様になります。現地で実地体験ができるコースを持っている学校や、留学生向けに専門学校内で語学研修コースを開講している学校もあり、既に専門職で活躍している人のキャリアアップの手段としてはもちろんですが、海外で語学力だけでなく全く新しいことを習得したい、という人にも大きなチャンスとなる留学と言えます。


専門学校の種類

アメリカで専門留学を考える場合、候補は大きく分けて、私立の専門学校(ボケーショナルスクール)と、コミュニティーカレッジ、専門単科大学、の三つがあります。
私立の専門学校は小規模のところが多く、即戦力となるための実用的な専門技術を短期間で集中的に学びます。 一つの分野に特化した形で独自のプログラムを提供する学校から、豊富な種類のコースを提供する学校まで様々で、日本では珍しいコースを提供する学校も多く有ります。 学位は取得できませんが、その分入学基準が低い例が多くなります。
コミュニティーカレッジは殆どが公立校で、全米に約1200校以上ある2年制大学です。 地域住民の教育の普及を目的にして設立さた学校で、プログラムは大別して、職業訓練プログラムと4年大への進学準備プログラムの二つが提供されています。 専門分野を学ぶこと目的であれば、職業訓練プログラムを選ぶことになり、準学士号が取得できるプログラムなども提供されていて、平均的には費用も若干安めです。
専門の単科大学では、特に音楽、アート、デザイン、建築などクリエイティブで専門的な分野を学べ、一般教養を履修する必要がありますが、基本的に4年間で学士号を取得できます。

コースの期間と種類

ビジネス、マーケティング、国際貿易、コンピューター、映画、デザイン、アート、フラワーアレンジメント、音楽、演劇、ダンス、教育、通訳翻訳、ツーリズム、ホテルマネジメント、ホスピタリティー、医療福祉など多岐に渡ります。 学べる内容の詳細は学校によっても様々ですし、その他たくさんのコースがあります。期間も数週間のものから年単位のものまで様々です。

入学基準と英語のレベル

入学基準は学校の種類と、それぞれの学校により異なりますが、平均的に言うと、学歴に関しては高校卒業以上を求める学校が殆どで、またさらに学校によって高校時代の成績が考慮されることもあります。
英語力の基準に関しては以下の通り。
・専門学校
TOEFLスコアは不要な場合もあり。学校により異なる。ただし、現地の学生と一緒に学び、授業についていくだけの英語力は必要。
・コミュニティーカレッジ
TOEFLCBTで133点〜173点程度。
・専門単科大学
TOEFLCBTで173点以上〜。芸術系の場合作品提出やオーディションなどもあり。
実際にスコアの提示が必要な学校、スコアの提示が必要なくても同等レベルの英語力を求めるところ、要求スコアに満たない場合でも、語学コースの受講を条件に入学を許可する学校もあります。条件のない学校もありますが、やはり授業についていくためには上記程度の英語力があることが必然的に求められると言えます。
各学校、各コースによっても様々ですので、十分な下調べが必要です。入学に必要な英語力を補うため付属の英語コース、もしくは別の語学学校で語学研修を受けるのが一般的です。

授業料の目安

一般的に授業料の目安としては、私立専門学校で1年US$3,500〜20,000ぐらい、コミュニティカレッジでUS
$2,000〜15,000と言われていますが、行く場所、学校、滞在方法などによっても大きく異なるため、詳細を知りたい方は個別に問い合わせをすることをお勧めします。

必要なビザ

専門学校留学に必要なビザは、受講するコースの期間によっても多少異なりますが、一般的に学生ビザの取得が必要です。 私立の専門学校の場合は、留学生を受け入れる体制が整っておらず、学生ビザを発行するための入学許可証T-20を発行できない学校があるので事前の確認が必要です。 専門知識を学ぶ際は学生ビザの中でもM-1ビザを取得することになります。
ビザの詳細や申請方法についてはコチラ

滞在方法

ホームステイ、学生寮が主流ですが、学校に滞在サービスを提供していない場合もあるため、希望する方は確認が必要です。

専門学校

インターンシップ

インターンシップとは、企業や団体で研修生として実際に働くタイプの留学です。 現地のネイティブスピーカーと肩を並べて仕事をすることで、会話力は飛躍的に伸びますし、その分野に特化した語学力と専門知識を身に付けることができます。 それに加えて、コミュニケーション能力、異なるビジネス文化への適応能力など、総合的な国際ビジネススキルを得られることが、最大の収穫となり、帰国後の再就職にもつながりやすくなります。 国内外問わず、企業では今「即戦力」が求められる時代です。 「即戦力」のある人材になることができる留学と言えるインターンシップは、キャリアアップしたい社会人の方、より高いレベルでの就職を望む学生の方に人気の留学の形となっています。


研修内容・職種

研修できる業界、職種としては、ビジネス、マーケティング、オフィスクラーク、会計、秘書、一般事務、法律、医療、貿易、IT関連、小売/流通業、銀行、ファイナンス、広告、マスコミ、観光、サービスビジネス、福祉、保育、ガーデニング、セラピー、など多くの選択肢があります。

参加基準と英語のレベル

研修生といっても働くことには変わりはなく、社内でコミュニケーション可能な最低限の英語力は必要です。 一般的には中級、上級以上の英語力、TOEICで言うと600点以上のレベルが必要と言われますが参加されるコースや職種によって基準は様々なので個別の確認が必要です。
日本語の補助の全くないネイティブスピーカーの中で働くことを考えると、インターンシップに参加する前に現地の語学学校で語学研修を受けるのが一般的です。

有償と無償の違い

インターンシップは働くとは言え、研修生という立場になる分、無償(無給)であることが一般的ですが、有償のものもあります。 無償インターンシップの場合特に職務経歴を必要としないものもあり、自分がトライしたい職種への応募が可能です。 それに比べて有償の場合、企業がある程度の戦力として考えているため、採用の条件に職歴や経験を問うところが多く、ハードルもかなり高くなります。 職種にもよりますが、有償でもインターンシップの収入だけで生活することは難しいと言えるでしょう。
費用は参加するコース、場所、期間、滞在方法、語学研修をどれぐらい受けるのかなどによって全く異なるため、詳細を知りたい方は個別に問い合わせをすることをお勧めします。

必要なビザ

参加するコース、期間によっても異なりますが、基本的には学生ビザ必要です。ビザの詳細や申請方法についてはコチラ


専門学校

高校留学

高校留学とは、文字通り現地の高校に留学することですが、期間・目的によって「短期語学留学」「交換留学」「卒業留学」の3つのタイプに分けられます。 「短期語学留学」は、異文化体験や英語学習を目的とした1ヵ月未満の留学、「交換留学」は、国際交流を目的とした1年間の留学、「卒業留学」は、外国の高校卒業を目的とした長期間の留学です。
将来の進路に大きく関わってくる高校時代を海外で学び、生活することは、語学だけでなく、自立心を養う上でもとても重要な体験になります。 生徒一人一人の興味を尊重し、伸ばせる授業形態で学ぶことで、自ら考え、自らの責任で行動することを知り、問題解決能力や、自分の意見を持ち発言することができる力をも養っていくことができます。
この時期を海外で過ごし、学ぶことのメリットは無限大です。


アメリカの教育制度

アメリカの教育制度は、州や地域によって異なり、初等・中等教育の区切りや、それぞれの呼称も異なっています。 初等・中等教育の合計が12年間であることは統一されていて、区切り方は6-3-3制、6-6制、4-4-4制などがあります。 個人、を尊重するアメリカの教育の特徴は、一人一人の長所や才能を認め、それぞれの分野で創造力や思考力を積極的に伸ばすところにあります。

学期と期間

アメリカの学校は、2学期制が中心で、新学期が9月から始まり(秋学期)、1月から春学期で、5月下旬から6月上旬に終わり、長い夏休みに入ります。

入学基準と英語のレベル

英語力としては、具体的なTOEFLのスコアの提出を必要とする学校と特に提示のない学校と様々ですが、必要な場合、TOEFLはCBTで約133〜213点ぐらいが目安になるようです。
英語能力だけでなく、学生の基礎学力をみるテストとして、アメリカの中学生が卒業前に受ける数学と国語(英語)の学力テストSSAT(Secondary School Admission Test)のスコアの提出を求める学校もあります
その他、推薦状や作文(エッセイ)の提出が求められます。
また、ビザ取得の際にも成績証明書や出席証明書の提出が必要になり、審査は近年大変厳しくなっています。

授業料

学校によって大きくことなりますし、公立か私立かによっても異なりますが、一般的な目安として、私費留学の場合には授業料と寮費で、年間〜約250万〜450万円〜くらいかかるといわれています。

必要なビザ

学生ビザの取得が必要です。近年、アメリカに渡航される高校生の学生ビザの取得は大変厳しい状況にあります。
ビザの詳細や申請方法についてはコチラ

滞在方法

学生寮もしくはホームステイが主流です。学校によってはどちらかしか提供していない場合もあるため、希望する方は確認が必要です。


短大・大学・大学院留学

短大・大学・大学院留学とは、準学士・学士・修士号取得を目指す正規留学のことです。(その他決められた期間のみのディプロマやサーティフィケート取得、単位取得を目的とする場合もあります。)
日本の大学と比べて、大変個性的学校の多い海外の大学は、自分が本当に学びたいことを見つけ、学ぶことができます。 また、専門分野だけでなく、授業への積極性が問われる海外の大学で、更に異なる言語文化の中で授業を受け、単位を取得していく中で、自ら考え、行動する力、自分の意見を持ち伝えるというコミュニケーション能力、を身に付けることができるのも、日本に留まっていては得ることのできないメリットです。


アメリカの大学の種類

アメリカの高等教育機関は「学ぶ側」を中心に運営されていることから、時代によって企業がほしがる人材の変化や学生のニーズに柔軟に対応して変化してきました。その結果、様々なタイプの教育機関が生まれ、それぞれに特色を持って発展しています。
大学院課程の研究開発に重点を置く研究型の大学、学士号から博士号まで幅広く学位の取得が可能な総合大学、一般教養教育を学び、総合的な教養を身に付けることを目的としたリベラルアーツカレッジ、専門分野に特化した教育を行う専門大学、地域密着型で、日本で言う短大レベルの学校としては、幅広い受け入れを行うコミュニティーカレッジ、仕事に直結した職業訓練を行うテクニカルカレッジ、私立のジュニアカレッジなどがあります。そしてこれらの教育機関が編入制度などを通じてつながりを持ち、さらに広い選択肢や可能性を提供しているところがアメリカの教育システムの優れているところといえます。
留学生に最近人気なのは、コミュニティーカレッジから総合大学へ編入するパターンの留学です。コミュニティーカレッジは地域住民の教育の普及を目的にして設立されているため、入学条件が緩やかで、授業料も総合大学よりも一般的に安く、小規模でアットホームな環境がある、というのがその理由として考えられます。プログラムは職業訓練プログラムの他に、4年大への進学準備プログラムの二つが提供され、進学準備プログラムでは、4年制大学の教育課程に相当するレベルを受講することができ、まずはこうしたコースで必要な単位を取り、修了後に4年制大学の2・3年次に進むと言う学生も留学生はもちろん、現地の学生でも多くいます。

学期と期間

多くの場合9月に始まり、翌4月に終わり、殆どが2学期制。入学申請は各学期ごとにでき、2学期制で9月又は1月、3学期制で9月・1月・5月に入学の申込ができます。単位制度を徒弟手、新y空や卒号に必要な単位数や期間も大学ごとにまちまちです。

入学基準と英語のレベル

アメリカの大学はそれぞれで入学基準が設けられていて、その内容やレベルは学校や学部によっても異なってきます。日本のような入学試験というものがないので、書類審査、中でも学業成績は大変重要視されます。この成績はGPA(Grade Point Average)とよばれ、成績の平均値を4段階で表したものです。これにより出願者の成績判定が行われ、加えて学校によっても提出書類は異なりますが、一般的にエッセー(英作文)、推薦状などが合否判定に関わってくることになります。
また、英語力に関しては、大学では全ての授業は英語が理解できることを前提に進められるため、ほとんどの学校では授業についてくるために必要な英語力があるかどうかを判断するためにTOEFLスコアを入学条件の一つに加えているところがほとんどです。
主な入学条件の平均的なものをまとめると、
・ 総合大学・リベラルアーツカレッジ…一般的に高校卒業以上、高校での成績が4段階で平均2.0以上、TOEFL CBT173〜213点以上。学校によっては進学適正テスト(SAT/ACTなど)のスコア提出が求められる場合もある。
・ 専門大学…一般的に高校卒業以上、高校での成績が4段階で平均2.0以上、TOEFL CBT173〜213点以上。学校によっては進学適正テスト(SAT/ACTなど)のスコア提出が求められる場合もある。芸術系の学部ではポートフォリオ(作品)の提出、オーディションなどが実施される場合もある。
・ コミュニティーカレッジ…高校卒業以上、高校での成績は特に問わない場合が多い。TOEFL133〜173点以上。
TOEFLに関して、始めからこのレベルにある留学生は多くなく、大学やカレッジの多くが付属の語学研修期間を通じて、留学生向けの語学コースを提供しているため、大学によっては語学力以外の条件をクリアしている留学生に対して、語学コース受講を条件に、本科への入学が許可される条件付入学の制度を持っています。この制度を導入する大学は増えつつあります。
入学条件は各学校、各コースによっても様々ですので、十分な下調べが必要です。授業についていき単位を確実に取得するためにも、入学に必要な英語力を補うため付属の英語コース、もしくは別の提携語学学校で語学研修を受けるのが一般的です。

授業料

年間の学費の目安(※行く場所、学校、コースなどによっても大きく異なるため、詳細を知りたい方は個別に問い合わせをすることをお勧めします)
・大学・大学院 年間〜180万円〜480万円〜
・2年制大学 年間〜95万円〜220万円〜

必要なビザ

学生ビザの取得が必要です。
ビザの詳細や申請方法についてはコチラ

滞在方法

ホームステイ、学生寮が主流ですが、その他アパートシェアをする人も多いです。但し、学校によっては滞在サービスを提供していない場合もあるため、希望する方は確認が必要です。

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